「げんぞう」のお知らせ

2018.06.22

東海の肖像「名古屋港~日本一の貿易港のあゆみ~」放送日時のおしらせ

ケーブルテレビKATCHで好評放送中の『東海の肖像』。
東海地方の歴史や文化、自然を綴り、地域の肖像を映し出すこの番組でオフィスげんぞうが今回お届けするのは、今年開港から111年目を迎えた名古屋港です。
かつて東海道五十三次で唯一の海路だった宮の渡し場があった熱田湊
ここが名古屋港の始まりでした。

元々「あゆち潟」の一角を占めるこのあたりは、その名の通り、遠浅の海辺が広がる場所。
人や荷物を満載した大型船が入るには、水深が浅すぎました。
そこで浚渫によって港の内部や航路を掘り下げ、汲み上げた土砂で埋立を行い、そこに港湾施設やドックなどを建設しようと考えます。
ところが、国も世論もそんな途方もない計画には賛成しませんでした。
愛知県と名古屋市、名古屋財界は、それでも名古屋港を整備したいと、自分たちだけで築港計画を進めます。
そんな折、名古屋港の可能性が、広く認められるチャンスが到来します。

明治39年、報知新聞社が全国を船で回って、船内で博覧会を開いたのです。
その巡航博覧会の舞台になったのが、「ろせった丸」です。
当初は寄港予定のなかった名古屋港へ、ろせった丸を呼び込みたいと画策。
みごとねらいは的中。
ろせった丸の寄港により、築港計画の重要性が認識されたのでした。
こうして整備されたのが、現在の名古屋港ガーデンふ頭付近です。

その後、二度の大戦や大地震などにも見舞われた名古屋港。
着実に成長を続け、日本を代表する貿易港のひとつに数えられるようになります。
さらに近年は、日本初の自働化コンテナターミナルなども整備され、日本一の貨物取扱量を誇るまでになりました。

番組ではそんな名古屋港の日本一へのあゆみを、貴重な資料や写真なども多数紹介しながら、振り返ります。
日頃、あまり見ることのできない名古屋港の姿をたっぷりご覧ください。
世界最大級のクルーズ客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」の雄姿やボーイング787の翼を運ぶ「シー・アンド・エア輸送」の様子など必見です。

東海の肖像「名古屋港~日本一の貿易港のあゆみ~」〈30分番組〉
放送日時は、次の通りです。

【地上デジタル12ch】
6月22日(金)19:00~
6月23日(土)15:00~
6月24日(日)15:00~/20:00~
6月25日(月) 13:30~
6月27日(水) 13:30~
ほか7月5日(木)まで放送があります。

【CSデジタル106ch】
6月24日(日) ~ 8月30日(土)
毎日 6:00~ / 10:30~ / 20:30~

ケーブルテレビ連盟Webサイト【じもテレ】

6月23日(土)~8月24日(金)
※どなたでも無料でご覧いただけます。
じもテレ 名古屋港で検索

※災害時や特別番組がある場合、放送日時は変更されることがあります。
詳しくは、KATCHホームページコミュニティチャンネル紹介ページ や 番組ガイド を ご覧ください。

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